JUGEMテーマ:大河ドラマ
幕末、政局の中心が京都に移ると、多くの志士たちも京都に集まってきました。
そして彼らは夜な夜な花街へと繰り出し、恋に落ち、ロマンスの花が咲きました。
桂小五郎と幾松、近藤勇と深雪太夫、高杉晋作と小りかさん。
そうそう、大久保利通は祇園一力亭の娘(芸妓?)「おゆう」との間に、4人の子どもをもうけました。
では西郷どんは・・・
残念ながら花街の恋とは無縁で、もっぱら大好物の鰻に舌鼓をうっていたと言います。
花より団子(^^♪
が、しかし・・
恋とは言えなくても、お気に入りの女性はいたそうです。
そんな西郷どんゆかりの地がNHKの「歴史秘話ヒストリア」で紹介されていたので、それに沿って京都の街を歩いて来ました(^^♪
祇園八坂神社が正面に見える四条通
「歴史秘話ヒストリア」によると、幕末、この辺りにはたくさんの茶屋や芝居小屋があったそうです。
その一角に、幕末当時には「奈良冨」というお茶屋さんがあったそうです。
今はくず切り屋さんになっています。
西郷どんは、この奈良冨で仲居をしていた「お虎さん」がとてもお気に入りだったとか。
彼女はとても気立てが良く、闊達で、かなりの酒豪であったと伝わります。
しかもすごく太っていて「大兵肥満」と書いた書物もあるようです。
また「豚姫」のタイトルで、歌舞伎の演目にもなっているとか。
西郷どんが、いよいよ討幕に向かって京都を発つとき、お虎さんは大津まで追いかけて来て30両をもらったという説もあるそうです。
四条通を、もう少し西に行くと、骨董屋さんがあります。
当時ここには「井筒屋」という老舗のお茶屋さんがあったそうです。
西郷どんのお気に入りの女性は、この井筒屋で仲居をしていた「お末」さんだったという説もあります。
やはりよく太った女性で、西郷どんが「お末」「お末」と言って追いかけまわすので、逃げ回っていたとか(^^♪
この人もよく気が付くひとで、後に仲居のリーダー格「赤前垂れ」になったそうです。
「西郷どん」のドラマの中でも「お虎さん」は、旅館「鍵屋」の仲居さんとして登場します。
いろいろ諸説ありますが、いずれにしても京都での難しい政治工作の中で、私生活に彩を添える存在であったことは確かなようです。
それにしてもお気に入りの女性?それとも恋人?
気になります(^^♪
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