峯高寺は、織田信長と徳川家康を祖父に持つ福姫(登久姫)の菩提寺です。
境内には福姫の墓があります。
飯田城主・小笠原秀政正室の福姫はの父は、「築山殿事件」で家康の命により遠州二俣城で自刃した松平信康。
母は信長の娘・徳姫。
祖母は、夫である家康の命で殺害された築山御前。
築山御前の母は、井伊直平の娘。
亀之丞とはいとこの間柄になり、築山殿の孫娘である福姫は井伊家の血筋でもあります。
福姫は、天正4年(1576年)3月、岡崎城で誕生。
4歳の時に父が切腹し、翌年に母が美濃に帰ったため、福姫と妹・熊姫は祖父・家康に養育されました。
天正17年(1589年)8月、豊臣秀吉の仲介で小笠原秀政と結婚。
慶長12年(1607年)疱瘡にかかり、31歳の若さで飯田城において死去、峯高寺に葬られました。
法名は峯高院。
福姫のお墓には三つ葉葵紋が刻まれています。
また、福姫の嫁ぎ先である小笠原家の家紋は三階菱紋。
本堂の上には、三階菱紋も見られます。
福姫のお墓の見学後、峯高寺の素晴らしい庭園を眺めながらお茶とお菓子をただきました。
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