念仏寺の前に小さな枯れ山水があり、温泉寺を建立した
行基の像があります。
有馬温泉の由来
有馬温泉は、白浜(和歌山県)・道後(愛媛県)と並ぶ日本3古泉の1つであり、歴史は古い。
舒明天皇が、飛鳥から有馬に湯治に来たことや、孝徳天皇が群臣とともに来湯したことが『日本書記』にあらわれている。
湯泉神社の縁起によれば、神代の昔、大己貴命と少彦命の2神が、国々を旅し、薬草を探しに歩いていたとき、傷ついた3羽のカラスが赤い水を浴び、傷を癒しているのを見て、有馬温泉を発見したと伝えられている。
温泉のありかを教えてくれたこの3羽のカラスだけが有馬に住むことを許され、「有馬の3羽カラス」と呼ばれている。
念仏寺の向かい側にある極楽寺
極楽寺
594年聖徳太子によって創建されたと伝わります。
1097年、大洪水で被災しましたが、1191(建久2)、温泉復興の際、平清盛の曽孫河上の民部惟精により12坊が創設され、現在の地に移ったそうです。
太閤の湯殿館は、この極楽寺の境内にあります。
秀吉は、有馬に滞在のための宿として湯山御殿を建てたといいます。
阪神・淡路大震災で倒壊した極楽寺庫裏の下から安土・桃山時代の遺跡が発掘され、
秀吉の湯山御殿の湯船や庭園の跡であることが判明されました。
館内には蒸し風呂、岩風呂、庭園の遺構、茶器や瓦などの出土品、秀吉と有馬温泉の歴史文化に関する資料が展示されています。
岩風呂遺構
蒸し風呂遺構
高速バスの時間まで、温泉街を散策
有馬温泉といえば有名なお土産は
炭酸煎餅
「三森本舗」さんに入ると、試食サービスあり!
軽い食感がクセになりそう
日帰りで利用できる公共の外湯の
金の湯の前には、
太閤の飲泉場があります。
秀吉は、有馬を愛し何度も訪れ、温泉や周辺の改修を行ったことで、町の至る所に太閤と名のつくものがあり、いかに秀吉が有馬を愛していたかがわりました。
今回は、温泉に浸かることもなく、急ぎ足の訪問でしたが、次回は入浴
&温泉グルメを堪能したいと思います
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