京都府庁の正門を入ると右側に
京都守護職上屋敷跡の碑があります。
「京都守護職上屋敷跡」
幕末京都の警備を命じられた京都守護職は、市中に数ヶ所の広大な屋敷を構えました。
現在の府庁にあたる敷地もその1つで、この敷地は「上屋敷」跡にあたり、度重なる増改築を経て慶応元年(1865)に完成しました。
規模は現在の敷地ほぼすべてを占め、正門や敷石、玄関等はたいへん豪華なものだったといわれています。
京都府
ヨーロッパで見るような建築物ですね。
さて、お目当ての松平容保の名のついた「容保桜」は・・・
京都府庁の敷地にはかつて京都守護職上屋敷があったことから、当時の守護職であった、會津藩主 松平容保(まつだいらかたもり)の名を取って「容保桜」(かたもりざくら)と命名されました。
命名は造園家の佐野藤右衛門さん。
が〜ん(@_@;)既に終わっていましたorz
案内板によると
「容保桜(かたもりざくら)」
京都府庁旧本館中庭に、ひときわ異彩を放つ山桜があり、調査を行うと山桜の変異と思われる。特徴として、花弁は五枚であるが通常の山桜より大輪である。花梗が長く、一文字状に咲き、芽出しも茶芽山桜の遺伝子を持ちながら大島桜系の花の要素も出ている。この様に変異し、現状の場所で気品を保ちながら成長したのも何かの因縁かと思われる。現地の京都府庁は、元京都守護職上屋敷の跡地であり、今昔の京都を見続けた場所に、この様な桜が偶然とは言えあるのが面白い。今後も永く府の行政を見続ける様、守り育てたいものである。これらの事情を踏まえて、新しい個体であることが判明したこの桜を、当時守護職の任に当った、松平容保の名を継承し、容保桜と命名する。
平成22年 春 佐野藤右衛門
気を取り直して、しだれ桜を見に行きましょう!
このしだれ桜は見事ですね!
建物の中に入ると、桜の鑑賞スポットがあり、窓を開けた状態にしてくれてありました。
そこから撮ったのが、このショットです。
しかし、桜の見頃に旅の日程を合わせるのは難しいですね。
来年こそは、容保桜が見たいものです。
撮影日 2013.4.5
※merryさんが取材された京都府庁の記事は
コチラをご覧ください!
by しずか
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