源頼朝が伊豆に流され、後の妻、北条政子と出会う前のことです。
伊東祐親は、清盛から伊豆に配流されてきた源頼朝の監視を任されました。
しかし祐親が上洛している間に、娘の
八重姫が頼朝と通じ、千鶴丸を儲けるまでの仲になってしまいます。
平家を恐れた祐親は二人の仲を引き裂こうと、千鶴丸を柴漬にして松川に沈めてしまいました。
柴漬とは、お漬物ではありません。(^_^;)
処刑方法の一種で、罪人を柴で包んで縛り上げ、重りをつけて水底に沈めるそうです。
(;O;)あ〜怖い・・・
頼朝も襲撃されそうになりましたが、頼朝の乳母・比企尼の三女を妻としていた次男の祐清が頼朝に知らせ、頼朝は夜間馬に乗って熱海の伊豆山神社に逃げ込み、北条時政のもとに身を寄せました。
時政のもとで暮らすようになった頼朝は、北条政子と結ばれることになります。
一方、八重姫は、頼朝が忘れられず、侍女6人を連れて北条氏の館を訪れました。
しかし、すでに頼朝は、北条政子と結婚しており、絶望した八重姫は真珠ヶ淵に入水しました。(八重姫のその後については諸説あり)
数年前のことですが、伊豆韮山の真珠院を訪ねました。
真珠院は、八重姫を悼んで建てられたお寺です。
八重姫と共に死んだ侍女のことを哀れんで、村人たちが建てたと も、また頼朝が建てたともいわれています。
真珠院の境内には、八重姫の供養塔があるそうなのですが、見落としてしまったようです(/_;)
それにしても、流人の身でありながら、次々と彼女ができる頼朝様 かなりのイケメンだったのでしょう(#^.^#)
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