米沢から会津若松に抜ける山道の途中に、白布(しらぶ)温泉があります。
人里離れたこの場所で、直江兼続は密かに鉄砲を作らせていたのです。
直江兼続の鉄砲鍛造遺跡跡の碑
上杉景勝の執政として米沢城下の整備を指揮した兼続は軍備にも力を注ぎ、慶長9年(1604)に江州国友村(滋賀県長浜市)から吉川惣兵衛、泉州堺(大阪府堺市)から和泉屋松右衛門と二人の鉄砲職人を迎え、人里離れた白布高湯で火縄銃を製造させた。
その総数は1,000挺で10匁筒、15匁筒、20匁筒、30匁筒が作られたという。
(玉の重さ1匁は3.75g)
温泉旅館に残る古記録には、先祖が鉄砲職人の食事等の世話を行ったと記される。
また兼続は同年11月に「鉄砲稽古定」を発し、鉄砲技術の修練を奨励した。 案内板より抜粋
この碑は道沿いに立っているのですが、注意深く見ていても、つい通り過ぎてしまいます。
おみやげ店オーロラさんに親切に教えてもらって、ようやくたどり着きました。ありがとうございました。
さて、白布温泉を通り抜けると、西吾妻スカイバレーの道へと続きます。
標高が高くなるにつれて、だんだん紅葉した木が見えてきます。
そして、白布峠のあたりでは素晴らしい紅葉の渓谷が広がっていました。(10月18日撮影)
一生分の紅葉を見た気分でした(笑)
By merry
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